【検証】コンビニ・スーパーで買える『ハゼ釣りのエサ』を実釣比較 最強エサを追い求めて
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みなさんこんにちは、ぶんぶんです。

今回は、

手軽に入手できる『ハゼ釣りエサ』のオススメをおせーてください!

という疑問に答えます。

ていうか、今回は僕自身気になっていたテーマ。実釣検証し、ハゼ釣りエサの最適解を見つけようかなと。なにより『虫エサ』って買いに行くのめんどくさくないですか?触れない人もいるでしょうし…。

ハゼ釣りエサの『スタンダード』

ハゼ釣りエサには、よくオススメされてるものが2つあります。ハゼは肉食性が強い魚なので、臭いがあるエサにはすこぶる反応が良いです。

虫エサ(イソメ・ゴカイ類)

まず『虫エサ』の代表格、イソメ。多毛類のイソメは色んな魚に効果バツグン。ハゼだけでなく、キス・イシモチ・クロダイ・アジなど、海水に住む魚には広く使われるエサです。

『釣りエサ界のビッグ3』と言っても過言じゃない気がします。他の2つは知らんけど…。

ミミズ

そしてハゼエサの代表格と言えば「ミミズ」。ハゼだけでなくウナギやコイ釣りにもよく使われていますね。すべらないエサの1つでもあると思います。

確かに『最強エサ=虫エサ』かも。でも釣具店でしか売ってなくね?

確かに虫エサとミミズはハゼ釣りエサとしては最強かもしれません。エサ持ちも良いし、普通に釣れる。というか、このエサで釣れなければもはや「ハゼがいない」と言っても過言じゃないと思います。

しかし大きな欠点が!

それは入手場所が限られていること。特に虫エサは釣具店でしか基本入手できないと思います。ミミズは土手とか掘れば出てきますが、それでも入手はちょっと手間に感じる人が多いのではないでしょうか。

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コンビニ・スーパーで手軽に入手できるハゼ釣りエサが『最強』なのでは?

そこで有権者の皆様に訴えたいのが、「コンビニ」もしくは「スーパー」で入手できるエサが総合的にみるとベターなのでは?ということ。

  • 釣れる
  • 入手が容易

この2点が揃って初めて「最強」なのかな、と。そこで今回はコンビニの代表格「セブンイレブン」とスーパーで入手したエサのみを使ってハゼ釣り実釣。もっとも使いやすいエサを検証してみようと思います。

用意したハゼ釣りエサ

というわけで今回用意したエサは以下の通り。

  1. ボイルホタテ(6個入で400円くらい)
  2. 焼きイカ(300円くらい)
  3. ちくわ(100円くらい)
  4. 焼きサバ(1尾200円くらい)
  5. 焼ほたて貝ひも(120円くらい)

それと、個人的に気になったので、以下の3つもおまけに検証してみます。

  1. パワーイソメ(ワーム)
  2. タナゴグルテン(ダンゴっぽいエサ)
  3. 米つぶ

うーん、なんかツッコミどころもあるエサたちがノミネート。結果どうなるのかな…。

実釣場所:東京『旧中川』へ

実釣検証した場所も参考として記載しておきます。

今回は東京の『旧中川』でハゼ釣りをしてきました。浅場のサイトフィッシングが可能な釣り場なので、ハゼの反応を見ながら釣りができます。

いや~人が多い…。

ちなみに検証を行ったのは真夏の8月後半。ハゼ釣りの最盛期?ともいえるシーズンです。

↓のように浅場のポイントなので、ハゼの反応を見ながら釣りをしてみました。

最強エサはどれ?実釣検証結果!

早速各エサを使用してハゼ釣りスタート!それぞれのオススメ度を★(最大5)で評価していきます。体感値的には、「アオイソメ」を★5つとして考えてみてください。

ボイルホタテ

総合評価:★★★★

強い、、。下馬評が高かったボイルホタテですが、マジで釣れる。

特質すべきは『追い食い』と『食い込み』。

とにかくハゼがエサに群がるスピードが速い!そんで見切られることなく、また追い食いしてきます。「ホタテ独特の匂い」が効いているのかしら。

さらにホタテは軟らかいので、オートマチックに食い込んでハゼが針掛かりするイメージ。

短所としては、エサが取られるスピードも速いこと。そして軟らかいがゆえ、針ごと飲み込まれることが多いこと。高活性すぎるハゼを相手にすると、すっごい手返しが悪くなります。

短所さえ理解すればマジで「すべらないエサ」に認定!

焼きイカ

総合評価:★★

続いて焼きイカ。イカって匂いが強いので、色んな魚に効きますよね。ハゼも例外ではなく、普通に口先でつつきてきました。

★を2つにした理由は「食い込み」の悪さ。イカが硬すぎるのか、針掛かりしにくいです。ゆえに釣果も上がりにくく…。

針先を出す&小さくカットするなど工夫はしたのですが、なかなか釣果があがらなったので、低評価となりました。

ちくわ

総合評価:★★

続いてはちくわ。

魚のすり身を使用しているので、匂いもそこそこ。ちょっと酸っぱい?匂いがしていいかんじ。

結論、ハゼが釣れます。柔らかさもいい感じで針持ちもまぁまぁ良い!

しかし、なぜ★3つに甘んじたのか?

それは「ハゼの反応がホタテよりも悪かったから」。条件もあるのでしょうが、追い食いのスピードがホタテほど速くありませんでした。ちくわが着底したら、そのまま見切られる感じ。なんでだろうか…。

なので、★3までとさせていただきます。

焼きサバ

総合評価:★

臭いが強いエサの代表格「サバ」。生サバを切り身にすると色んな魚が狙えます。というわけで、ハゼ釣りにも使ってみました。

結論…ハゼは好反応するのですが、オススメできません!理由は針持ちの異常な悪さ。一瞬でエサを持っていかれます。ハゼにエサをやりにいったのか、と錯覚するほど。

入手しやすく期待していただけに残念。

生のサバを使用するのもアリかもですが、臭いが強すぎてちょっとお手軽とは言いにくいかもしれません。評価は最低の★1つ。

焼きホタテ貝ひも

総合評価:★★

最後に登場するのが、焼きホタテ貝ひも。コンビニのおつまみコーナーに置いてある定番のやつです。

ボイルホタテがかなり良かったので期待して使用。何より100円ちょいで買えるので、お財布にもグッド

結論、ハゼの反応もよいのですが、水分量が少なく食い込みがちょっと悪い。「貝ひも」って意外に硬いんだな、と。また、商品によっては硬すぎて釣りバリにつけるのに苦労することもあります。

釣れるは釣れるのですが、ボイルホタテには1歩2歩及ばず、ってかんじです。個人的にはあまりオススメはできません。

結論:ボイルホタテがオススメ

検証終了!

評価を見てわかるとおり、ボイルホタテが頭ひとつ抜けた結果になりました。スーパーで簡単に買えますし、店舗によってはコンビニにも安価に売っています。

総合的に見て「最もオススメできるハゼ釣りのエサ」なんじゃないかと思います。

番外編:まさかの結果に…!

そんでこっからは個人的に気になった3つのエサを検証してみます。おまけ程度に見て欲しいですが、意外な結果になりました~。

パワーイソメ(ワーム)

総合評価:★★★

泣く子も黙る(?)ワーム以上エサ未満の「パワーイソメ」。イソメに釣果は劣るものの、ネット通販でも買える上に日持ちもするのがありがたいところ。

匂い付きワームに分類されるので、付属の液に漬けておく必要があります。そんでこのパワーイソメをハゼ釣りに使用してみましたが、結論から言うと普通に釣れます。(ハゼは反応します)

欠点はやはり食い込みの悪さ。そして、低活性のハゼを反射的に食わせるまでのポテンシャル・集魚力は持っていません。ただ、高活性のハゼに対しては、手返しよく使えるのがうれしいポイント。使い方次第では大化けするエサ(ワーム)だと思いますよ。

さすが大手エサメーカーのマルキューが本気で作ったワームというだけの理由はあると思います。

パワーイソメをちぎってやつで釣れたハゼ

追記:パワーイソメの細い版、「パワーミニイソメ」も販売されています。ハゼなどの小物釣りにはこちらのほうがオススメです。

マルキュー
¥605 (2022/06/06 22:51時点 | Yahooショッピング調べ)

▶パワーミニイソメの実釣記事はこちら(キス釣りをしてみたら、ちょっとした大物が・・・)

タナゴグルテン(ダンゴっぽいエサ)

総合評価:★

そんで次がタナゴグルテン。名前のとおり、タナゴ狙いのエサです。個人的に「バニラに香辛料を混ぜたニオイ」と評しているんですが、誰からも理解されません…。

まぁ釣れないだろうな…。と思いながら使ってみたのですが、なんとハゼは反応する様子!ただし、最初のバイトでごっそりエサを取られるのでハゼ釣りエサにはオススメできませんが…。

ちなみにハゼが反応するのも「エサ」として反応するわけではなく、どうやら「落ちてきているもの」に反応しているようです。つまり、「タナゴグルテン」だから食っている、というわけではありません。絶妙に落ちるスピードが食欲を刺激しているパターンだと思います。

この推察から「あれ、これもしかして…何でも釣れんじゃね?」思い、あるエサを試してみることに。

米つぶ

総合評価:★(?)

興味本位で試したのが「米つぶ」。タダの炭水化物。ハゼは肉食性が強いですが、藻類も食べることがあるそう。しかしながら、「米」はさすがに食べないだろうな…。と。

そう思いつつも、「落ちるもの」に反応するとしたら、もしかするかも…。

半信半疑で米つぶを手の先で丸めて針に付け、第一投。

釣れた!

見よ!この「米じゃなくてもいい感」を!

完全に「落ちてくるもの」に反応してますね。ハゼの「食性」というより、「習性」に訴えかけた釣り方?かもですね。

「ナマズは水面に落ちてきたものを反射的に食う」ということを知っていましたが、ハゼ(または他の魚種)でも同じことが言えるかもしれません。

ルアーフィッシングでは「フォール」というルアーアクションを多用することがありますが、あれは魚が持つ感性を刺激しているのかもしれませんね。

まぁ、米が着底した後はハゼに見向きもされなくなったので、普通にエサとしてはオススメできません(笑)

立派なオチになりましたな…。

まとめ

というわけで今回は「入手のしやすさ」を考慮に入れたハゼ釣りのエサについて検証してみました。大方の予想通り、優勝は「ボイルホタテ」をなりましたが、他エサでも釣れることを知れたので、結果としては大満足!

特に小型のハゼは貪欲にエサに食らいついてくるので、上記以外のエサでも釣れる可能性は十分にあると思いますよ(^^♪

個人的には「ボイルホタテ」をオススメしますが、皆さんの「推しエサ」を見つけてみるのも楽しいかもしれません!

ではでは!

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