みなさんこんにちは、ぶんぶんです。
今回は「エギング」という釣り方を紹介してみます。
・エギングってそもそも何?
・何が釣れるの?
・始める時のざっくりとした費用は?
という疑問に答えます。
『エギング』とは?
タイトルにある通り、エギングは『エギ』と言われる日本古来のルアー(疑似餌)を使用してイカ類を狙う釣り方です。
写真は神奈川県の横浜某所で釣れたアオリイカ。意外にも都市近郊の身近な場所にもイカは潜んでいます。日本全国の至る所でイカは狙うことは可能。
エギングには技術的な要素はもちろんあります。ですが、基本の釣り方さえ押さえてしまえば、初心者の方でもハードルが低い釣りです。
エギングで釣れるイカの種類
エギングで釣れるイカの種類はすっごく抱負。
日本では、アオリイカ、ヒイカ、ヤリイカ、スルメイカ、ケンサキイカ、コウイカといった種類のイカを狙うことができます。
と、言ってもピンときませんよね・・・。
地域によって狙えるイカの種類は微妙に異なりますが、陸から狙う場合、もっともポピュラーなのがアオリイカです。他の種類のイカももちろん釣ることはできますが、僕の経験上釣れたイカの80%以上はアオリイカ。
どのイカも食味は抜群。新鮮なイカを食べることができるのは釣り人の特権ですね。
エギングに必要な釣具(道具)
エギングに必要な釣具(道具)をご紹介します。
結論から言うと、
・ロッド(釣り竿)
・リール
・ライン(釣り糸)
・エギ
があれば、とりあえずは釣りに行くことができます。
必要に応じて、↓のような道具類が必要です。
・クーラーボックス
・ジップロック的なイカを入れる袋
・ギャフ(イカを引っ掛けて陸に上げる道具)
・エギを入れるケース
イカを食べる人はクーラーボックス必須
基本的にエギングをやる方は、イカを持ち帰って食べるのが前提なのではないでしょうか?なので、クーラーボックスや氷は必須かもしれません。
イカは軟体生物なので、そこまで大きなクーラーボックスでなくても、押し込めば何とか入ります(笑)。僕は小さなイカのシーズンしかエギングをやらないので、クーラーボックスは小型の8Lで十分です。MAXで5杯の小型イカまでは詰め込んだことがあります。
「デカいイカしか狙わない」という方は15Lくらいを目安にクーラーボックスを選んでみてください。ちなみに15Lくらいになると、電車での移動はややキツイです。車がある方なら大丈夫かと(^^♪
▼8Lクーラー(釣りメーカーのダイワ社製は保冷力に定評あり)
▼15Lクーラー(同じくダイワ社製)
ジップロック(小分け袋)があると便利
イカは墨を吐くので、小分けにできるジップロックのような袋があると便利。クーラーボックスの掃除の手間も最小限に抑えることができます。
ギャフとは?
「ギャフ」というのは釣れたイカを引っ掛けて陸に引き上げるための道具。カギ状の部分をイカに引っ掛けて使用します。小さいイカはギャフを使わずに海面から抜きあげられるのですが、大型のイカが釣れた時はギャフがないと詰みます。(タモ網でも代用はできます)
↓が『ギャフ』
↓が『タモ網』です。
エギのケース
またエギを入れるケースもあると便利です。針がむき出しのまま、エギを持ち運ぶと危険です。100均のプラスチックケースでも代用が効きますので、なんらかのケースに入れてエギを持ち運ぶようにしてください。
エギングの概算初期費用
最後に気になるエギングの初期費用について。
結論から言うと、『ピンキリ』です。釣り竿だけで5万円ほどするものもありますし、逆に5万円以内で揃えようと思えれば釣具を購入することができます。
と、言うと、
んー、よくわかんね。
という声が飛んできそうなので、もうちょっと詳しく解説します。
「使える範囲で最安値」で釣り具を選んだ場合、費用は以下のようになります。あくまで概算です。
・ロッド⇒8,000円くらい
・リール⇒6,000円くらい
・ライン(釣り糸)⇒2,000円くらい
・エギ⇒1個当たり800円くらい(3個くらいは初期装備で欲しい)⇒2,500円くらい
なので釣り具だけで、20,000円弱くらいですね。「高い、安い」と感じるかは個人によると思いますが、僕はこれで趣味が始められて、美味しいイカを食べることができるなら安すぎるとすら思っています。
ただし、他のクーラーボックスやギャフなどの備品を揃えることになると、上記の20,000円に費用が上乗せされます。
備品類もモノによってピンキリですが、以下の金額で見ておけば大丈夫です。
・クーラーボックス⇒10,000円弱
・ギャフ⇒4,000~(高いもので)15,000円
クーラーボックスはホントに安いものであれば3,000円くらいで購入できます。冬場は保冷力が問題なく効きますが、夏場の3時間以上の釣りになると、氷はドロドロに溶けちゃいます。僕の場合、「美味しいイカを食べる」というのも楽しみの1つなのでクーラーには10,000円ほど出す価値があると思ってます。
ギャフに関しては、最初はあんまりこだわりを持つ必要はないです。確かに高価なギャフは錆びにくくて丈夫なのですが、それはエギングを長く続けよう!と思ってから購入すればOK。最初は5,000円以下の安いギャフでもOKです。(魚釣りにも代用できるタモ網がコスパ高だと思ってます)
エギングはウマい&ハマる趣味
今回はエギングの基礎・概要について書いてみました。
エギングの魅力は何といっても、「釣れるイカが旨い!」ということ。周囲を海に囲まれた日本の釣り人にとって、最高に贅沢な時間を過ごすことができます。
ただ、イカを食べるだけならスーパーで買えば良い話。釣りの醍醐味でもある「自然の中で遊ぶ」「朝焼けや夕やけを見ながらノンビリと時間を過ごす」といった何モノにも代えがたいところに本質的なエギングの魅力があると思います。(エギングに限った話ではないですけどね)
特に近くに海がある方にはすっごくオススメの釣りです。ぜひチャレンジしてみてくださいね(^^♪
ではでは!