みなさんこんにちは、ぶんぶんです。
今回は、
アジングロッドの最初の1本のオススメと選び方を教えて!
という疑問に答えます。
僕はライトソルト(アジング、メバリング)歴10年ちょっと。
独学でアジング(というか釣り)を始めたので、ロッド選びで色んな失敗をしてきました。
釣具屋の店員さんの言葉をそのまま信じたり、釣りメディアのオススメロッドを買ったり…などなど、成功の買い物もありましたが、ロッド選びで失敗したことは数知れず(-_-;)
今回は、その失敗から学んだ「アジングロッド選びのポイント」「オススメのロッド3つ」をご紹介します。
入門用アジングロッドのオススメ3選
まずは結論から。
僕がオススメする【入門用のアジングロッド】を3つご紹介します。この3本を選定した理由は後述しますが、どの竿を選んでも「アジング入門」には必要十分、後悔することはありません。
ファーストキャストFCS-S682AJI(メジャークラフト)
コスパ最強メーカー「メジャークラフト」のファーストキャスト(アジング専用モデル)。ロッドの感度、長さなどアジングに必要十分なスペックを持ってます。入門ロッドとしてはもはやこれ一選でも良いとすら思ってます。7,000~10,000円くらいで買えます。
アジングロッド選定に時間を掛けたくない方は、このファーストキャスト(アジングモデル)を買って釣りに行きましょう。…という乱暴な言い方ができるくらい、オススメできる竿です(笑)。
ちなみに値段も最安級。
アジング X 59UL-S(ダイワ)
世界の釣りメーカー「ダイワ」のアジング入門ロッド。ファーストキャスト同様、入門用ロッドは難しいことは考えずに、これでOKです…。これも7,000~10,000円くらいで買えます。
「アジングX」には長さが3種類あります。
- 59UL-S(5フィート9インチ)
- 68L-S(6フィート8インチ)
- 72L-S(7フィート2インチ)
詳しく理由は後述しますが、一番短い【59UL-S(5フィート9インチ)】のモデル一択です。アジングを楽しめる長さのロッド。思考停止して購入しても、アジング入門ロッドとして最適すぎる一本。
感度、長さ、機能性。どれをとってもコスパは最高峰。「スベらない」竿です。
アジスト SSD 55(テイルウォーク)
最後に紹介するのがテイルウォークというメーカーのアジストSSD。上の2本に比べるとお高めの17,000円くらいのお値段。初期投資ができる方なら、このロッドがオススメ。理由は、
- コスパ最強(3万以上するロッドにも引けを取らない)
- 長さが短く軽量&感度高い
この2点です。
とはいえ、そんなにロッドにお金は掛けたくない…。って方はファーストキャストかアジングXのどっちかでOKです。最初は違いも分かんないと思います。釣りをしていて不満が出た時に、それに合わせてロッドを選べばOKです。
アジストSSDをオススメするのは、
性能面で上記の2本よりも頭一つ抜けているので、ある程度不満が出たとしても長く使える。
これを見越してのこと。
予算を考慮して選んでみて下さいね(^^♪
アジングロッド選定のポイント
なぜ上記の3つを入門用のアジングロッドにオススメするのか?
その理由を解説します。
「万能さ」は捨て、専用ロッドを選ぼう
ぶっちゃけ、アジングは他の釣り種のロッドで代用できます。専用竿なんて必要ないのです。アジングやメバリングという単語すらなかった時代は「バスロッド(ブラックバス用の竿)」で海の小物と戯れていたらしいです。
そもそもアジを釣るだけなら、船のエサ釣りや堤防のサビキ釣りでもOK。釣れる確率も高いでしょう。
しかし、あえてルアーでアジを釣る。それはなぜか?
これは僕の意見になりますが、
- ゲーム性が高い
- 工夫する要素が多い
この2つ。つまり、娯楽なんです。
だからこそ、極限までアジングを楽しめる「専用ロッド」をオススメするんです。アジング専用ロッドを選ぶ「価値」は、
- 「アジを釣るための竿」⇒当然釣果は伸びる
- 他の竿に比べて軽いルアーでも飛距離が出る⇒楽しい、飽きにくい
といったところにあります。単純に釣りの快適性が増すことで、アジングが楽しくなるんです。せっかくこれから新しい釣り、新しい挑戦を始めるんです。ワクワクしませんか?
そのワクワクをさらに楽しいものにするためにも、専用ロッドは必要不可欠と言って良い存在です。
軽さ・感度
アジングロッドの最大の特徴は「軽さ」。
そしてその「軽さ」が実現するもの、それが「感度」です。
アジングでは、1グラム以下の極小ジグヘッド(仕掛け)を使用します。
この仕掛けが海中で、
- どこにあるのか?
- どんな動きをしているのか?
これをより正確に釣り人に伝えてくれるのが、アジングロッドに求められる性能です。状況によってはアジングロッドのどんな高価なものでも、100%完璧な竿なんてありません…。強風が吹いていたり、波が高かったりと外的要因が重なれ、何をしているのかわからなくなるのがアジング。
しかし、なるべく軽量な竿を選ぶことで、確実に感度は上がります。入門用のロッドでも必要十分で、私たち釣り人に釣り場の情報を伝えてくれます。なので、今回選定したロッドはどれも軽量なものを選んでいます。絶対釣れる!とは言えませんが、確実にアジングの精度を上げてくれる竿です。
7フィート以上のロッドはオススメしない
これも先述の「感度」に関係する話。
アジングに置いて「特別な環境下」じゃない限り、7フィート以上の竿はオススメしません。メーカーはアジング用として7.6フィートくらいの竿を販売していますが、僕はこれに猛反対。
ロッドは長ければ長いほど、「持ち重り」します。持ち重りっていうのは、その名の通り「持った感じ、必要以上に重く感じる」こと。つまり感度は落ちます。
最近ではロッドの多様化が進み、5フィート近くの短竿もポツリポツリとあります。(値段は結構しますけど…笑)なので初心者の方は6~7フィートの間で最初の一本を選んでみてください。コスパも高く、アジングを楽しめると思います。
メバリングロッドは全く別の竿
アジングと似たような釣りに「メバリング」があります。
同じようなサイズの魚を狙う釣りですが、アジングとメバリングは明確に違いがあり、ロッドに求められる性能は「真逆」と言って差し支えないです。
詳しくは↓の記事で解説してます(^^♪
補足:アジングはエサ釣りに劣る?
最後に、よくある間違いについて、です。
一般的に、「サビキ釣りに比べるとアジングは釣れない」という方や「アジを釣るならサビキやエサ釣りしたほうが釣れる」という意見を持ってる方が多いのではないでしょうか。
はっきり言って、それは明確に「間違い」です。確かにサビキ釣りが釣れる場面は多いですが、アジングが持つ強みを理解すれば、エサ釣り以上の釣果となる場面はたっくさんあります。
アジングには、
- 飛距離が出る
- 大きなルアーを投げることもできる
という強みがあります。それを生かせば他の釣り人より釣れる場面、または大きなアジが釣れるシーンなんていっぱいあります。なので一概にアジングがサビキ釣りに劣る、なんてことは絶対にありません。「イメージ」があるので、勘違いしがちですが…。
この点はぜひ覚えておいてください。エサ釣りとルアー釣りは、アジを釣るための「戦術」が違うだけ。釣果はそのシーン別で違いが出る。とってもシンプルな事です。
まとめ
今回は入門向け(初心者向け)のアジングロッドを3つ紹介、選び方も解説してみました。
釣りをする上で正解はありません。しかし最初の釣りは快適に、そして楽しくやりたいですよね。
僕なりに自信を持ってオススメするアジングロッドをご紹介したつもりです。
ぜひ「アジングの深み」にハマってください。やりだすと終わりが見えないゲームが始めります。
ではでは(^^♪
▼NEXT:ロッドが決まったらリールもいかが?