身近な大物『シーバス』の釣り方とは? 最初の1尾はマジ感動しますよ
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みなさんこんにちは、ぶんぶんです。

今回は、

・シーバス(スズキ)ってどんな魚なの?
・どうやったら釣れんの?
・美味しいの?ていうか食べれるの?
・釣り具にどのくらいお金かかるの?

といった疑問に答えます。

シーバス(スズキ)釣りについて

今回はシーバス釣りの概要を理解してもらうのがゴールでございます。まずは基礎知識から「シーバスとはなんぞや」という基礎的なところから説明しますね。

シーバスの標準和名は「スズキ」。お刺身や煮付けとかが和食屋さんで出ますよね。「出世魚」としてなのでその大きさで呼び名が変わる魚です。

関東・・・セイゴ(25cm前後)→フッコ(60cm前後)→スズキ
関西・・・セイゴ(25cm前後)→ハネ(60cm前後)→スズキ

という感じ。

このくらいデカくなってようやく「スズキ」と呼ばれる

60cmを超える大型になって初めて「スズキ」と呼ばれます。『シーバス』という呼び名はこの魚の総称で、sea(海)+bass(ブラックバス)⇒seabass(シーバス)と言われているわけです。もちろん、語源となっているブラックバスとは完全に別種の魚。ルアーで狙えるようになってから「シーバス」と呼ばれ始めたみたいですね。

釣り方は詳しく後述しますが、ルアー(疑似エサ)で狙う人が8割以上で、色んな世代の釣り人からも人気のターゲットとなっています。

シーバスってどんな魚?

シーバスの釣り方を説明する前に、ちょっと待って!

あなたは「シーバス」についてどのくらい理解してますか?釣るための一番の近道は「その魚について理解すること」。好きな人ができたら、その人を理解しないと自分に興味を持ってもらえないですよね。マジでそれと同じです。(良いこと言った)

まずはシーバスがどんな魚なのか理解しよう

シーバスは身近に潜む大物

「60cmを超えるデカい魚!」と聞くと、どこでそんな魚が釣れるんだろう?と思いますよね。実はシーバスはメチャクチャ身近な魚です。掛かったときの引きも強く、「えら洗い」というジャンプをして釣り人を楽しませてくれるのが魅力でもあります。

シーバスが住んでいる場所は

  • 海(磯、堤防、など)
  • 河川の中
  • 河口域

と超・広範囲。シーバスは、海だけでなく淡水域にも普通にいる環境適応力が高い魚です。なので、この記事を読んでいる方のほとんどが十分狙える魚と言えます。

身近な河川などでもシーバスは普通に釣れる

シーバスを狙うことが難しいのは、日本の内陸(山間部)などに住んでいる方ですね。川の中でも「海の潮の満ち引き」が水位に絡むような河川の下流域~中流域じゃないとシーバスが釣れることはありません。

例えば、河川によっては下の写真のような「堰(せき)」と言われる水位を調整・測定する段差があるような場所があります。こういったものがある上流部はシーバスが登ることができない、登ったとしても個体数が少ないので繁殖が難しい、などの理由でシーバスフィッシングには不適な場所となります。

シーバスの食性

シーバスが主に食べるのは「小魚」。とても魚食性が強い魚です。ですが、場所によって食べるものが微妙に異なったりします。

例えば、

  • 磯のシーバス・・・カニやエビなどの甲殻類
  • 河川・・・多毛類(イソメとかバチなど)

といったように色んなエサを食べます。

ちなみに多毛類というのは、下の写真のイソメのような「ニュルニュルしたミミズみたいなやつ」のことです。

イソメ

つまり、基本的にシーバスは動物系の生き物を捕食して暮らしています。

したがって、「釣りで狙う!」という場合は「シーバスが食べるもの」に合わせてルアーやエサを選んであげれば良いわけです。

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シーバスの釣り方

シーバスの釣り方は前述したとおり、大きく2種類あります。

  1. ルアー(疑似餌)で狙う
  2. エサで狙う

それぞれの釣り方について解説します。

ルアーでシーバスを狙う

今の日本国内ではルアーでシーバスを狙う釣り人がほとんどです。

使用するルアーの一例

理由は下のような感じ。

▼ルアーでシーバスを狙うメリット

・ルアーさえ投げることができれば比較的簡単に釣れる

・エサをいちいち釣具店に買いに行く必要がない

・「飛距離」の面ではエサ釣りより分がある

特に、「必要最低限の釣具さえ持っていれば釣りに行ける手軽さ」が人気の理由ですね。先述した通り、シーバスは色んなところに生息しているので、下手すりゃ徒歩圏内で釣りをすることもできちゃいます。

デメリットとしては、エサ釣りに対してかかるお金がやや高いことが挙げられます(ルアー1個を買うと1,000円以上することが多いです)

エサでシーバスを狙う

もちろんエサでシーバスを狙うこともできます。使用するエサの1例を挙げると、

  • 生きた魚(イワシやハゼなど)を針にかけて泳がせる
  • イソメ

などなど。

汽水域ではハゼを泳がせて釣るのも有効

エサ釣りのメリットはこんなかんじです。

▼エサでシーバスを狙うメリット

・ほっとけば勝手に釣れることが多い

・距離を出さずともその辺に投げとくだけ

・シーバスがいる場所なら、釣れる確率が非常に高い

エサを付けて投げとけば釣れる、という至極シンプルな釣りです。

一方で、エサとなる小魚や虫を釣具店で購入、もしくは釣り場で釣って調達する手間があるのがデメリットでもあります。釣り方としてはすごくシンプルなのですが、あまり「手軽な釣り」とは言えないと思います。

シーバスって美味しいの?

シーバスは脂質が少なめで、白身の淡白な味が特徴の魚。スーパーなんかでは切り身でよく売ってると思います。

シーバス(スズキ)の刺身

食味については個人差があると思いますが、僕個人の意見としては「やや大味で旨味に欠けるかな」と思っています。もちろん、淡白な味の魚が好きだ!という方にはオススメの魚です。

ただ、確実に言えるのは、「釣れた場所の水質に影響を受けやすい魚」だということ。特に濁った河川や湾奥の汚い場所で釣れたシーバスは臭みが強く、あまり食べることはおすすめできません。東京湾では水銀汚染の問題があったので、大型のシーバスは食べないようルール化されていたことも。

食味を求めるなら、外洋に面したキレイな水質の海で釣れたシーバスを狙ってみたほうがベターです。

シーバス釣りの概算予算は?

シーバス釣りの概算予算ですが、釣り方によって異なり、さらに使用する道具の値段もピンキリです。

あくまで目安ですが、「中長期的に釣りをする」と仮定した釣具選びをする場合↓のようなかんじになります。

▼ルアー釣りの最低初期費用

計:10,000~20,000円くらい

・ロッド(竿):5,000円

・リール:5,000円

・ライン(糸):3,000円

・ルアー:3,000円

▼エサ釣りの最低初期費用

計:10,000~20,000円くらい

・ロッド(竿):3,000円

・リール:5,000円

・ライン(糸):2,000円

・針、仕掛け:1,000円

・エサ(購入する場合):1500円

あくまで「ざっくりとした金額」です。上に書いたのは「必要最低限の釣具のみ」なので、タモ(魚を上げる網)・クーラーボックス・フィッシュグリップ、といった小物類は別途買う必要があります。

小物類だけで最低20,000円くらいが目安となります。

安いと感じるか、高いと感じるか、人によって差はあるかもしれません・・・。

ですが、個人的にはそれだけの釣り具をそろえる魅力が「シーバス釣り」の中には詰まっているとも思っています。

まとめ

今回はシーバスフィッシングについてざっくりと概要をまとめてみました。

オススメの釣具なんかも別記事で紹介してみますので、ご参考になればうれしいです(^^♪

身近に狙える釣りのターゲットとしては、最大級の魚ですので、釣りをこれから始めたい方にもオススメできると思います。

ではでは!

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