みなさんこんにちは、ぶんぶんです。
今回はワタクシの夏のオアシス「川崎新堤防」のポイント紹介です。全長3.0km以上ある超長い沖堤防で、多彩な魚が釣れる人気の釣り場です。渡船案内や釣れる魚などを解説していきますね。
アクセス
川崎新堤防行きの渡船を2つ紹介していきます。渡船料金はどちらも同じですので、アクセスが良いほうを選んでOKです。
■山本釣船店
横浜・湘南方面の方はこちらの渡船がおすすめ。みなとみらい線「元町中華街駅」から徒歩10分以内で行けるので電車釣行も可能です。後述する川崎発の長八丸よりも始発便が早いので釣り座を確保したい方はアドバンテージがありますね。
■長八丸
都内方面・川崎在住の方はこちらの渡船がおすすめ。川崎駅まで送迎バスがあるので、電車釣行も可能です。女将さんのノリが良く、朝一でそのテンションについていけるかどうかが釣果のカギになるとかならないとか・・・。ブログで出船の有無を必ず確認するようにしましょう。
主要ターゲット(釣れる魚)
次に川崎新堤防で狙える魚を紹介していきますね。
■クロダイ(チヌ)
最盛期はやはり夏場。初冬などは年無しクラスが上がっていることもありました。基本的にはヘチ釣り師しかいません。チームや団体に入っている方がワイワイと楽しんでいらっしゃいます。
■タコ
2019年に東京湾で大爆発したマダコ。川崎新堤防も例外ではなくボコボコと釣れていました。(釣れている人は50杯近くあったみたい・・・)基本的にタコエギでボトムを探っていく釣りです。僕の場合は8号ナス型オモリにやっすいタコエギを付けて使用しています。
このマルシンの「オクトパスタップ」が恐ろしいくらいに安いくせに、恐ろしいくらいに釣れるのでオススメ。ネットで買うならまとめ買いもできて便利。タコエギは「絶対ロストするもの」なので最低3つは必ず持って行ったほうがいいです。
高い釣り座の外側のほうが根とブレイクが多く、根掛かりも多い一方で数や型が期待できます。フルキャストは必要なく、堤防のキワを狙うのもアリです。堤防外側では足場から8~10mくらいがブレイクになっているので、その辺をネチネチと狙ってくると良型が乗ってくることがあります。
■シーバス
ミノーでも狙えなくはないのですが、オススメはジギング・岸壁ジギングです。ダイソーのルアーでも何でもOK。僕は青物狙いに飽きたときに、カサゴ狙いで堤防キワにジグを落とすと食ってきて焦りました・・・。もちろんキャストして狙うのもOK。
■中型青物(イナダなど)
秋口からシーズンインするイナダゲーム。堤防両端(1番・6番)がポイントで、最盛期は場所取りで人がいっぱいです。ジグは30~50gが目安です。潮の流れが速いときは60gを持っておくほうが良いと思います。ただし、回遊がないときは本当にアタリもありません。渡船に問い合わせるなどして、釣果情報をいかに得られるかが最も重要です。
■カマス(赤カマス)
青物を狙っていると異様に「ズン!」と竿先が重くなったらだいたいコイツです(笑)大型カマスの回遊があり、どん欲にジグに食ってきます。カマスを専門で狙う人は少ないですが、おいしい魚ですのでうれしいですね。
■カサゴ
カサゴも川崎新堤防でよく釣れる魚です。キャストしてジグヘッドや小型ジグで食ってくることもあります。数釣りを狙うならば堤防足元のケーソン(堤防と堤防の隙間)を狙うのがベスト。個人的には胴付き仕掛けにイソメやオキアミを付けるのが最もおすすめです。
■アジ
川崎新堤防は潮通しが良く、アジも良く釣れます。小型でも青物なので、回遊があることがキーポイントです。基本的に夏場~秋が良く釣れる時期。
アジングをしている人はあまりおらず、ウキサビキで狙う人が多数派のようです。僕はジグサビキをしていたらサビキのほうに食ってくることがありました。
■シロギス
最後に紹介するのはシロギス。実は川崎新堤防の中でも釣れるポイントは限られています。足場が高い堤防外側は根が多くて釣りになりません。釣れるポイントは2番からやや3番よりに歩いた堤防内側。
この場所は根も少なく釣りがしやすいです。が、手前に引いてくるほど根が荒くなるので注意が必要です。つ抜けは運次第ですが、時が合えば数釣りも楽しむことができますよ。
注意事項!
■夏場は暑さ対策を万全に
沖堤防には自販機なんかもちろんありません。日陰もないので特に夏場の釣行では飲み物は十分に持っていきましょう。
■トイレはない
川崎新堤防にはトイレはありません。野ざらしです。女性は結構きついかもですね・・・。おじさん達は恥ずかしがりながらも隠れてトイレをしているようです。どうしても恥ずかしい方はテントを持参して簡易トイレを準備しないとですね。
■ライフジャケットは死んでも脱がない!
基本的に沖堤防は釣りはもちろん立ち入り禁止の場所です。特別に許可を得た(もしくは黙認されている)渡船を利用して釣りを許されている場所です。1人の身勝手のせいで釣り場自体が閉鎖されることは往々にしてあることを理解しましょう。
※長八丸はライフジャケットを抜いでいる人を見かけ次第、強制送還します。
最後に
今回は「川崎新堤防」の釣り場紹介をしました。沖堤防は色んな危険・不自由もありますが、非日常感があったり釣れる魚種も豊富だったりと楽しい釣り場でもあります。
お決まりの言葉かもしれませんが、ルールを守って楽しく釣りをしましょうね。
ではでは(^^♪