みなさんこんにちは、ぶんぶんです。
今回は東京のお手軽釣りスポット「大井ふ頭中央海浜公園」をご紹介。初心者の方でも安心して釣りをすることができる都心近くの公園です。ファミリーやデートなんかでもオススメです。
大井ふ頭中央海浜公園とは?
大井ふ頭中央海浜公園は目の前を京浜運河が流れる自然豊かな公園。最寄りの駅は東京モノレール「大井競馬場前駅」から徒歩5分かからずにアクセスできます。
公園の専用駐車場もあるので車でも問題なし(下に地図記載します)。夏場はキャンプもできるので、夏遊びの1つとして釣りをするのもありですね!
公園内の釣りスポットは主に4つに分けられます。それぞれ「なぎさの森」「夕やけなぎさ」「はぜつき磯」「緑が浜」と呼ばれており、すべてのポイントで釣りが可能です。
大井ふ頭中央海浜公園で釣れる魚
海浜公園内で狙うことができる魚は主に3種類。それぞれご紹介しますね。
ハゼ
大井ふ頭中央海浜公園のメインターゲットです。釣り初心者でも簡単に狙うことができます。
ルアー釣りでもエサ釣りでも狙うことができますが、安定なのはエサ釣り。3~5m程度の延べ竿に簡単なハゼ仕掛けでOKです。
釣りのシーズンは夏場。5月の後半あたりから釣れだし、9月頃までは狙うことができます。とりあえず魚が釣りたい!って方はハゼ狙いがオススメです。
クロダイ(チヌ)
クロダイも公園内で手軽に狙うことができます。
クロダイもルアー、エサどちらでも狙うことができますが、初心者はエサ釣りのほうが狙いやすいです。
夏場に群れで運河内に入ってくるため、釣果を出すなら6~8月頃に狙うことをオススメします。
シーバス(スズキ)
東京湾の魚の代表格と言えばシーバス。身近な大物のシーバスも公園内で狙うことができます。
小魚を食べる魚なので、ルアーで狙うのが主流。小さな小魚型のルアー(ミノー)で狙ってみてください。夏場の暑い時期はやや釣りにくく、春や秋などちょっと涼しい時期に活性が上がる魚です。
釣りができる4つのポイント
大井ふ頭中央海浜公園の釣りポイントは「なぎさの森」「夕やけなぎさ」「はぜつき磯」「緑が浜」4つ。それぞれ写真メインでご紹介♪
なぎさの森
お先に「なぎさの森」の所感をまとめておきます↓
・「大井競馬場前駅」から徒歩5分かからずに到着できる
・釣りポイントは岩場がメインでハゼ狙いが無難
・沖合も岩場がメインなのでチニング(クロダイのルアー釣り)をすると根掛が多発
・小さな桟橋前がトイレからも近くハゼのストック量も多め
大井競馬場駅下車の場合、最も近い釣りポイントが「なぎさの森」前です。大井競馬場前駅から橋を渡ってポイント着となります。駐車場も近いのでアクセスのしやすさは抜群。
ちなみに、大井ふ頭中央海浜公園の北側に位置する「京浜運河緑道公園」も釣りポイントです。トイレもあるので釣りがしやすい環境が整っています。
勝島橋から眺めた釣り場がコチラ↓。
橋を渡り終えるとすぐにポイントに到着。橋の下はシーバスやクロダイのポイントですが、橋の上は歩行者が通るので仕掛けを投げる際には十分注意が必要。
なぎさの森前のポイントは岩場がメイン。若干の砂地も見えます。ハゼの隠れ家も豊富。そしてカニやフナムシといったクロダイの大好物も生息しています。
公園内の歩道はしっかりとしているので、移動が楽チンです。
なぎさの森の釣りポイント中心部には何やら像が立っています。これは・・・自分の芸術センスが付いていかず軽いパニックを起こしました。
なぎさの森の端っこの様子はコチラ↓。小さな桟橋があり、その目の前はハゼ釣りのポイントになっています。ちょっと長めの延べ竿で探ると良いです。
なぎさの森の端より先の「夕やけなぎさ」近くまでは、釣り禁止区間(干潟保全区域)となっています。というか立ち入り禁止ですね。
とは言え区間ギリギリのラインまで釣りは可能です。↓の写真がなぎさの森の一番端。やや砂地が混じりますが、やはり岩場がメインの釣り場です。日陰が無いのがキツイかも・・・。
あんまりキレイではないですが、近くにトイレもあるので女性やお子さんがいても安心の釣りポイントです。(場所は上の釣り禁止区域の図に載ってます)
夕やけなぎさ
お先に「夕やけなぎさ」の所感をまとめておきます↓。
・砂地交じりでハゼの魚影が濃い釣り場
※釣り禁止区域に接する鉄柵付近がベスト
・長めの延べ竿、もしくはちょい投げで沖目を探ると釣果も伸びやすい
・トイレ、手洗い・足洗い場が近くにあるので便利
夕やけなぎさは釣り禁止区域に隣接する、ワンド(湾状)になっているエリアです。写真を見てわかる通り、岩と砂地が入り混じったエリア。ハゼ釣りがメインとなります。
別角度から見た釣り場はコチラ↓。奥に鉄柵がありますが、あの向こうが釣り禁止区域になっています。
釣果を得やすいのは鉄柵のそば。常連さんが高確率で釣りをしていますが、もし空いていたらすぐに入ってみてください。ハゼのストック量が多いのが鉄柵付近です。
さらに別角度からの写真がコチラ↓。
夕やけなぎさの端に来ると岩場がメインとなり、ハゼの量はやや落ちてきます。延べ竿では少し釣りにくいので、リール竿を使ってちょい投げで狙うのがベター。
釣り場のすぐそばにトイレがあるのでメチャクチャ便利。
手洗い・足洗いができるので、釣りなどで汚れてしまっても安心♪
個人的には、大井ふ頭中央海浜公園の中で一番釣りに行く頻度が多いのがこの「夕やけなぎさ」です。理由は「ハゼのストック量も多く、トイレも近場にあるので便利だから」。
ファミリーの海遊び場所としても非常にオススメできるエリアです。
はぜつき磯
お先に「はぜつき磯」の所感をまとめておきます↓。
・磯場なので根掛かりしやすい
・ハゼの釣果は十分見込める(僕の最高は1時間で約50匹)
・オススメポイントはオブジェ付近
はぜつき磯はその名の通り、ハゼが良く釣れるポイントなのですが、磯場なので岩や貝が非常に多く、根掛りが多い釣り場です。牡蠣殻は非常に鋭利なのでお子さんと釣りをする際は転ばないように注意です。牡蠣殻に手をつくと簡単に「スパッ!」と手が切れます。
はぜつき磯のもっともオススメポイントは「赤いオブジェ付近」。なぎさの森の像と言い、芸術感性が皆無の僕には理解できず・・・。
ここははぜつき磯の中でも砂地が多く入っており根掛りも多少軽減できます。長い延べ竿で丹念に探ってみるとハゼの釣果が見込めます。
目の前にたまにクルーザー?が通るのでたまに波が押し寄せます。
ハゼクランクにも適している水深。・・・なのですが、沖合も岩場が入っているため非常に根掛りが多いので注意。中々釣果も上がりません。
ちなみにこの付近にはそれはそれはおびただしいほどの「フナムシ」がいます。女性が見たら卒倒するレベル・・・。釣りをするうえで避けては通れない試練です・・・。
「ハゼつき磯」の名の通り、ハゼ狙いが無難。普通に釣れるエリアです。トイレはお隣の夕やけなぎさに行くのが最短です。
1時間だけの短期ハゼ決戦にも向いている場所。人もさほど多くないのでゆったり釣りをすることができると思います。
緑が浜
お先に「緑が浜」の所感をまとめておきます↓。
・緑が浜に釣り場を絞る場合は「流通センター」駅下車が近い
・クロダイ狙い(ルアー)が面白い
・ハゼを狙う場合、5m以上の長めの延べ竿がないと釣果が上がりにくい
※もしくはリール竿でちょい投げ
・大井ふ頭中央海浜公園の中では最も釣り人が少ない
はぜつき磯と橋を一本隔ててあるのが緑が浜。なぎさの森から歩くと20分くらいかかります。最寄りの駅は「流通センター」となります。
この橋下は絶好のクロダイポイント。シーバス狙いにもうってつけです。
見えクロダイ発見。いや~それにしても魚が見えたら釣れる気がしない・・・。
釣り場全体の写真はコチラ↓。敷石についているクロダイやハゼを狙っていくことになります。
この釣り場の厄介なところは沖目にハゼがついていること。5m以上の長い竿を使って探れば釣れるのですが、これが中々難しい。ちょい投げでも狙えなくはないのですが、岩場がメインなので根掛りのストレスが半端ないです。
ハゼ釣りをする場合、他の3つのポイントのほうがオススメ。この緑が浜ではクロダイかシーバスに絞って釣りをするのが良いと思います。ただし、ルアーを使用しても非常に根掛りが多いのでご注意を。ヘビーシンキング系のルアーより、サスペンド系(中層狙い)のルアーの使用をオススメします。
夏場であればチヌ、春・秋はシーバス狙いがオススメです。
まとめ
今回は大井ふ頭中央海浜公園を4つのポイント別にご紹介してみました。電車、車ともにアクセスが良く、ファミリーフィッシングやデート釣行なんかにもオススメ。超お手軽フィッシングスポットです。
ハゼ・クロダイ狙いは夏場が中心、シーバスは年中狙えますが、特に春・秋がオススメです。
キャンプや海遊びとセットで釣りをしてみてはどうでしょうか?
ではでは(^^♪
↓都内近郊のハゼ釣りスポットまとめ↓