オススメはこれ!「堤防テンヤタチウオ釣り」入門タックル
いきなり最初に、
個人的おすすめタックルを一つおすすめするならコレ!
というのをまとめておきます。
時は金なり!
いろいろ選ぶのがめんどくさい!
手っ取り早くセットを考えてちょうだい!
という方は参考にされてください!
選定ポイントは「コスパ」です。この釣具があれば十分に堤防テンヤタチウオ釣りを楽しむことができ、安心して紹介できる釣具を選びました。
こちらが筆者的堤防テンヤタチウオ釣りのスターターキットです👇
【ロッド】シマノルアーマチック
ルアーゲーム入門のど定番「ルアーマチック」。タチウオ釣りならばS90MLのモデルがオススメです。
【リール】シマノ セドナ 2500HG
価格破壊と言って良いほどのスペックを持つ廉価版モデルのリール、「セドナ」。入門機にもってこいのリールです。
【ライン】シーガー PE X8 1号
タチウオ釣りには伸びが少なく感度に優れる「PEライン」がオススメ。クレハのシーガーシリーズは品質と価格のバランスに優れるハイコスパPEラインです。
【リーダー】ヤマトヨテグス ナイロンショックリーダー 5号
PEラインの先糸として使用するショックリーダー。オススメは「ナイロン」製のリーダーです。
【テンヤ】ダイワ 快適波止タチウオテンヤSS チャター付
安心のダイワ製テンヤ。「チャター」と呼ばれるブレードがついており、巻き抵抗を受けて一定の水深を引いてくることができるので、初心者にこそオススメのテンヤです。
まとめるとこんなかんじです👆
そうねぇ…。
もうちょい色々と比較してみようかしら。
という方は、色々とまとめてみましたので、ごゆるりと以下ご覧くださいませ〜👇
ロッド(竿)
まずタチウオ釣りでかなり重要なファクターとなる「ロッド選定」についてです。
選定のポイント
最近は堤防テンヤタチウオ釣りの専用ロッドもありますが、最初から無理をして買う必要はありません。
専用ロッドを買うのは、ある程度「ああいう竿ほしいな〜…」みたいな細かい欲求が出てきてからでいいと思います🙆
堤防でのテンヤタチウオ釣りに必要な条件は、大きく3つあります。
- 長さが7フィート(だいたい2m)以上あること
- 4号(15g)前後のテンヤが飛ばせること
- 適度なハリ(硬さ)があること
すでに竿を持っている方は、他釣種の竿を代用するのがオススメ!いきなり専用竿を買う必要はありません。
堤防テンヤタチウオの専用ロッドはこちらの記事で紹介しています👇
他魚種用のロッドの中で、快適に使用できるのは👇のようなものがあります。
- エギングロッド(軽く感度に優れるのでオススメ!)
- シーバスロッド
- ライトゲームロッド(硬めならばOK)
それでは初心者にオススメのロッドを3つご紹介します!
シマノ ルアーマチック S86ML
まずはシマノのエントリーモデルのロッド「ルアーマチック」。2本継ぎのロッドです。
とにかくコスパが高く、エギングやシーバス釣りなど、テンヤタチウオ以外の釣りにも使える汎用性の高さがオススメポイント。
迷ったらルアーマチックでOKです。
メジャークラフト ソルパラ エギング SPX-862EL
感度重視ならば軽くて操作性に優れるエギングロッド(イカ釣り用のロッド)がオススメ。
メジャークラフトのソルパラシリーズはコスパに優れる入門モデルです。
エギングロッドはとにかく軽いので、堤防の小物釣り全般に流用することができます。ちょい投げ釣りでキスを狙ったり、サビキ釣りにもピッタリです。
アブガルシア ZoomSafari(ズームサファリ) 8フィート ML
最後二紹介するのは、アブガルシアのズームサファリ。なんと5本継ぎで収納に便利なパックロッドです。
パックロッドなので収納性に優れるため、とりあえず車に忍ばせておいたり、電車釣行にも便利です。
コルク風のグリップでデザインもグッド👍
おしゃれにカッコよく釣りがしたい方にもオススメです!
リール
お次はタックルの心臓とも言えるリールのオススメモデルを3つ紹介します!番手は2500、糸を素早く回収できる「ハイギア」のモデルがオススメです。※ハイギアモデルはリールの商品名に「HG」と記載されています。
アブガルシア カーディナル SX III) 替スプール付き
まずはアブガルシアのカーディナルⅢ。
手が出しやすい価格もさることながら、替えスプールがついているのが超絶おすすめポイント!※スプール=釣り糸を巻きつける円盤状の部品
ひとつのスプールはPEライン、もうひとつはナイロンライン、というふうに簡単に釣り糸をチェンジできるのが魅力です。
シマノ セドナ 2500HG
1万円以下のリールには入門にオススメできるモデルが目白押しですが、コスパで選ぶならばシマノ「セドナ」はトップレベルだと思います。
ボディやギアなど、各パーツに耐久性に優れた素材が採用されているので、長く愛用することができるリールです。巻感の滑らかさも、1万円以下とは思えないレベル。
シマノ ナスキー 2500HG
こちらもシマノのリール「ナスキー」。1万円前後のモデルでは頭一つ抜け出したスペックを持っている人気リールです。
ナスキーは、ハイエンドモデルにも搭載されている、シマノ独自の技術が搭載されています。例えば、HAGANEギアやサイレントドライブで滑らかな巻き心地と高い耐久性を実現しています。
せっかく釣具を買うならば、少しお金を出してもいい!という方には、長く使えるスペックを持つナスキーがオススメ!
ライン(PE)
タチウオ釣りのライン(釣り糸)は、伸びが少なくて感度に優れる「PEライン」一択です。
号数(太さ)は0.8〜1.2号を選ぶといいでしょう。僕は1号をメインに使用しています。
また、PEラインには大別すると、「4本編み」と「8本編み」に分けられます。(12本編み等もあるが数が少ない上にかなり高価)
そしてテンヤタチウオ釣りにオススメなのは、8本編みのPEラインです。8本編みのPEラインは、表面が滑らかなのでガイドとの摩擦が少なく、テンヤの飛距離が伸びやすくなります。
シーガー PE X8 1号
シーガー PE X8は、8本編みのPEラインとしては比較的リーズナブルな価格で購入することができます。そのため、初めてPEラインを購入する方でも気軽に購入することができるハイコスパモデルです。
細くて感度が高く、耐久性にも優れている、初心者にこそオススメしたいPEラインです!
迷ったらこのPEラインでOKです🙆
デュエル スーパーエックスワイヤー8
もうひとつあえて紹介するならば、デュエルのスーパーエックスワイヤーです。
このPEラインの特徴は、とにかく細くて強いです。タチウオにはオーバースペックなほど、耐摩耗性と耐久性に優れています。
シーガーPEラインよりも少しだけ高価ですが、コスパの高さならば肩を並べるスペックを持っています。
リーダー
お次はPEラインの先糸として使用する、リーダーのオススメモデルを紹介します!
リーダーは大きく分けて「ナイロン」「フロロ」に分けられますが、タチウオ釣りにはナイロンのリーダーがオススメです。ナイロンラインは水よりも軽く、浮力を得ることができるので、よりゆっくりとテンヤを動かすことができるからです。
号数は5号(20lb)が望ましいと思います。タチウオの歯にふれるとスパッと切れますが、ワイヤーリーダー(後述するテンヤ仕掛けに同梱されています)をつけるとほとんど着られることはありません。
ワイヤーリーダーを使用しない場合(テンヤを直結する場合)は、60lb以上の太いナイロンリーダーを使用することをおすすめします。
ヤマトヨテグス ナイロンショックリーダー 5号
ナイロンのショックリーダーで最安級ながらも、安定した品質を誇るヤマトヨテグスのリーダー。
コスパに優れるので、初心者にオススメのナイロンリーダーです。
VARIVAS(バリバス) ショックリーダー VEP ナイロン 50m 5号
ひとつ上のランクのリーダーを選ぶ場合は、バリバスのVEPがオススメです👇
VEP ナイロンは、結束強度と耐摩耗性に優れるナイロンラインです。そのため、ラインブレイクのリスクを軽減することができます。
50mとたっぷり巻数もあるので、ひとつ買っておくと長く使用できますよ👍
テンヤ
最後に最も重要なテンヤ仕掛けのオススメを3つ紹介します。
ただし、個人的にはテンヤは「重さ(号数)」の選定が肝になるでしょう。
僕の場合、3号のテンヤを軸に使用し、強風時には5号を使用しています。
釣行時に持っていくのは3号テンヤを3つ、強風時や潮流の流れが早くなったときのことを考えて5号テンヤを1つ、必ず持っていくようにしています。
ダイワ 快適波止タチウオテンヤSS チャター付
初心者でも簡単に一定の水深を引いてこれるチャター付きモデルです。
ブレードがついているので、しっかりと巻き抵抗を感じながら釣りをすることができます。「ここは潮が重い」「ここは潮があんまり流れていない」といった情報を感じることができます。
車に例えると、「オートマ車」のようなテンヤで、初心者にもオススメです👍
シマノ太刀魚ゲッター
お次はシマノのタチウオゲッターです。
タチウオゲッターは、ワイヤーを使わずにキビナゴを装着できる仕組みになっています。そのため、ワイヤーの結び目が弱くて切れてしまう心配がありません。まっすぐにキビナゴを装着できるので、テンヤの動きが自然に演出できる仕組みになっています。
こちらも初心者におすすめできるオートマ車のようなテンヤです。
メジャークラフト 太刀魚テンヤ 銀龍 4g
最後はとにかく軽いタチウオテンヤ「銀龍(4g)」です。
渋いときのタチウオ攻略のカギは、いかにゆっくりとテンヤを動かせるかです。
その点、4gの軽さを誇る銀龍が光るシーンは必ずあります。
比較的お安い値段もオススメポイントの一つです😌
エサはキビナゴがオススメ
最後に、エサについてちょっとだけ解説をば。
結論、初心者にはキビナゴがオススメです。
理由は大きく2つ。
- 安い(スーパーで1パック200〜300円くらい)
- 入手しやすい(だいたい周年スーパーに売ってる)
上級者はネットショップやペットショップでどじょうを購入しています。どじょうのほうがキビナゴよりもカタいのでエサ持ちが良いからです。
しかしビギナーは簡単に手に入るキビナゴで十分です。お刺身用のキビナゴは鮮度がよすぎて柔らかいので、少し塩漬けして水気を取るとエサ持ちがかなり良くなりますよ。
【エサについて詳しくはこちらの記事で解説してます】
まとめ:意外と手軽に釣れるタチウオ、狙ってみてね
というわけで、初心者にオススメできる堤防テンヤタチウオのタックルを紹介してみました!
夜釣りがメインとなりますが、タチウオは堤防でも狙える身近なターゲットです。
釣って楽しく、食べて美味しい。
秋はそんなタチウオを手軽に狙えるシーズンです。
ぜひ一度狙ってみてくださいね😀
ではでは🙌