みなさんこんにちは、ぶんぶんです。
今回は、
管理釣り場のマス釣り(エリアトラウト)にオススメのリールを教えてー!
という疑問に答えます。
「エリアトラウト」って?
オススメロッドの紹介記事でも紹介してますが、エリアトラウトとはエリア(管理された区画、または施設)」で「トラウト(マス系のサカナ)」を狙って楽しむ釣りのことです。
釣り初心者~ベテランまで楽しめる釣りのジャンル。必ず魚がいる場所で釣りをすることができるので、釣りをするのが初めての方でも比較的簡単に釣りデビューすることができます。
管理釣り場についての説明は↓の記事を…。
エリアトラウトに向くリールの条件
まずはリール選びの基準を書いておきますね。
・まずはスピニングリール2000番
・「ハイギア」モデル推奨
・ドラグ性能はこだわりすぎない
まずはスピニングリールの2000番を
管理マス釣り場初心者にまずオススメしたいのは「スピニングリールの2000番」。
「2000」はリールのサイズ(大きさ)を表しています。2000番はスピニングリールのなかでも小型のリールで、トラウトフィッシング以外の小物釣りなどにも流用できます。これから釣りをやってみたい方は持っておいて損はないリールです。
■2000番以下のリールは使えないの?
結論から言うと、2000番以下のリールでも問題ありません。しかし、あまりに小さいリールを選ぶとライン(釣り糸)の巻き癖が付きやすく、トラブルの原因になりやすいのでオススメできません…。
■2000番以上のリールは使えないの?
逆に大きいほうのリールですが、使えて「3000番まで」と考えて良いと思います。3000番より大きなリールを選んでしまうと、重すぎるので快適な釣りができなくなってしまいます。(ロッドとの重量バランスも崩れる)
管理釣り場でのトラウトフィッシングに慣れてしまうと、3000番でもかなりストレスに感じるほど重く感じてしまいます。他の釣りをしている方で「お試しで管理釣り場に行ってみたい!」という方は、3000番以上のリールを流用してもOKですよ♪
「ハイギア」モデルを選ぼう
次に「ギア比」について。ギア比が高ければ高いほど、リールを一回転させたときの「巻き取り長さ」が長くなります。これは好みもありますが、個人的には「ハイギアモデル=速くラインを巻き取ることができるモデル」を強くオススメします。
ハイギアをオススメする大きな理由は「サカナがフッキング(ハリ掛かり)しやすいから」。巻き取り長さが大きいと、「巻くだけ」で勝手にハリが深くサカナに食い込むので、バレにくくなります。特に管理釣り場ではバーブレスフック(カエシが無い釣り針)を使用するので、ただでさえサカナが異様にバレやすいです。その点、ハイギアでしっかりフッキングできるとバラシの確立も下げることができるでしょう。
ドラグ性能
最後にちょっと初心者には応用編?の「ドラグ性能」について。ドラグを初めてきいた方は以下動画をご参考に!
1グラム前後の極小ルアーを使用することもあるトラウトフィッシングでは、細くて弱いラインを使用しがちです。
ドラグはラインの切れ防止システムなので、細ラインになればなるほど、求めるドラグ性能のレベルが高くなってくるのです。
そのため、リールメーカー各社はドラグ性能の技術開発にかなり力を入れています。(ベテランの釣り師が求めるレベルも高い…)
なので、ドラグ性能にこだわってリールを選ぶと、かなり「沼」になりがち。どのリールを選んでいいのかわからなくなってしまうんです…。
僕の結論としては、
初心者の方はまずはドラグにこだわらなくてOK!不満が出たらリールを買い替えましょう。
今回の記事では、十分なドラグ性能が備わっていて長く使えるリールをピックアップしますのでご安心を。
エリアトラウト初心者にオススメのリール3選
それではオススメのリールを3つピックアップしていきます!
ダイワ:レブロス LT 2000S-XH
・価格:6000円前後
・迷ったらこれで間違いない
・廉価版とは思えないほどシルキーな巻き心地
まずは日本が世界に誇る釣具メーカー「ダイワ」の「レブロス LT 2000S-XH」。
軽くて強い。そして使える。しかも低価格なのにドラグ性能が優秀。(ダイワ独自のドラグシステムがしっかり搭載されている)
トラウトフィッシングのみならず、他のさまざまな釣りで使えるコスパ最高峰のリールです。
シマノ:サハラC2000HGS
・価格:6000円前後
・巻き心地最高
・軽量
次に紹介するのがシマノの「サハラC2000HGS」。
シマノはダイワと並ぶ釣り具メーカーの雄。世界的に有名なメーカーなのですが、もともとは「自転車のギア製作」を強みとしています。(社内的な売上割合も圧倒的に自転車のほうが上らしいです)
しかしながら、リールづくりにもそのギア製作の技術は応用されており、とにかく巻き感がシルキーなのが特徴。とはいえ、他社製のリールも巻き感が向上してきたのですが、「耐久性」は圧倒的に未だにシマノに分があるように思います。(※個人的な体感値を含みますが)
とはいえ、最初の一台はよくわからない部分なので、巻き感も神経質にならなくてOKでしょう…。
価格帯はダイワの「レブロス LT 2000S-XH」と同じくらいなので、迷ったら見た目が好みなほうを選んで大丈夫ですよ♪
シマノ:ナスキー C2000SHG
・価格:11,000円前後
・高耐久性&高寿命
・巻き感良好
最後は一万円を少し超えるミドルクラスのリール「ナスキー」。
巻き心地が非常に軽く、ハイエンドモデルのリール顔負けのスペックを誇っています。
このリールを初めて使った時の感想ですが、ひいき目に言って、
もうスピニングリールの性能は頭打ちなのでは…?
って思うくらいクッソコスパが高いリールでした。確かにこのリールより高いリールはたくさんあります。ただしコスパの観点で見ると、このリールより高いものは個人的に「無い」といって良いと思っています。1年間あらゆる釣りに酷使してきましたが、このリール、まじで巻き感が変わらないんです…。
強い。なにこれ…。
というくらい、他の方にも自信を持ってオススメできるコスパ最強リール。
長く釣りをやってみたい方には、めちゃんこオススメです!
リールは釣りの「心臓」
今回はエリアトラウト入門のリールの選び方&オススメのリールを3つ紹介しました。
リールはラインを巻いたり出したりする「釣りの心臓」と言い換えることもできます。質の良いリールを長年使っていると「愛機」感が出てくるので、釣りのパートナーとしての愛着も出てくるハズ!
ぜひそれぞれの方に最適なリールを選んで、管理釣り場を楽しんでくださいね♪
ではでは!
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