自分の釣り人生を振り返ってみる。10年以上もよくやってきたなぁ。
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みなさんこんにちは、ぶんぶんです。

今回は特に身になる話ではないですw

誰にでもある釣り人生。自分と釣りについて書き殴ります。

中にはくらーーーい話もあるので、酒でも飲みながらスクロールしてちょ。※長文注意

巨ボラに泣いた

僕が釣りを始めてやったのは幼稚園生の時。たぶん4歳くらいじゃないかなぁ。長崎県生まれってこともあって徒歩3分で海だった。

で、必然的に釣りをしていた親父が僕を釣りに連れてった。初めてはアジのサビキ釣り。そりゃあもう釣れた。振り返って恐ろしいと思うけど、エサ無しサビキで釣れるんだぜ?頭おかしい海だわ。

そんなある日、親父が僕を連れて行ったのは「ボラ釣り」。

エサはオキアミだったことまで覚えてる。ボラは持って帰るつもりはなかったので、単純にボラの引きを楽しむための釣行だった。

親父の竿にボラがヒット。尋常じゃないくらい竿が曲がっていた。そして一言。

「ほれ、竿もってみろ」

興味本位で持ったのが間違いだった。マジで怖かった。海に引き釣り降ろされるほどの強い引き。自然と号泣していた。ようやくボラをタモであげることができたが、放心状態だった。

「怖すぎる。もう釣りなんてしない。」

そう思っていたが、気が付いたらいつの間にか次の釣りに行っていた。

今も思うけど、釣りはどんな人間にも効いてしまう「麻薬」だと思う。

夢中になれるモノが欲しかった

しかし、中学生になり、釣りをあまりしなくなった。

理由は部活の忙しさと勉強。万人にある理由だと思う。

高校生になってから猶更釣りをしなくなった。

理由は大学受験。万人にある理由だと思う。


そして、大学生。九州の大学に入学した。第一志望校に落ちたので、滑り止めの大学だ。


大学ではサークルに入らなかった。これがマジで失敗。意識高い系の学生ではなかったので、今思うと時間を浪費しまくってた。休日は誰にも会わず家で映画を見る日々。バイトはしていたが、生活圏内でしか友達はできない。


人生で初めて感じる強い孤独感(というか「俺なにしてんだろ感」?)。

ただ惰性のように過ごす日々。そんな生活が1年間ほど続いた。


そんなある日、1本の映画を見た。それが、ブラピ主演の「リバー・ランズ・スルー・イット」

引用元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/24940/

単純に「キレイだ」と思った。この世界に心の底からあこがれた。釣りを通してみる世界観。

そしてここでようやく自分が自力で釣りに行けることに気づく。

「また、釣りに行ってみよう。」単純にそう思った。

まず始めたのはライトゲーム(海の小物釣り)。今までエサ釣りしかしてこなかった自分にとっては新鮮なことばかり。毎週のように原付で海に通って、アジ・メバル・カサゴを釣り漁った。この時間、それまでの人生で感じたこともないくらい充実感を感じていた。

何より時間を忘れて夢中になっていた。

単純に新しいことをやったから、それだけが理由なのかもしれない。とにかく釣りは僕の疲れきった心にどうしようもないくらいの安心感を与えてくれた。一生この趣味はやるんだろうな、と今でもそう思う。

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釣種リミッター解除

釣りを趣味にして10年ほど。東京に上京。

引っ越しを早めに終え、早々に釣りに向かった。

そして衝撃を受けた。釣れない。マジで釣れない。

今まで通用していた自分の釣りが通じない。何度も何度も釣りに行った。しかし坊主が続く。高いロッドもリールもルアーも試した。うまくいかない。

そして気づいた。

「あ、俺1つの釣り方しかしていない」

攻め手が1つしかないのだ。釣りはあくまで魚側に合わせていく必要があることにようやく気付く。それまでは「ルアーで釣るから楽しい。自分の技術があってこその釣り。」みたいな謎のプライドを持っていたと思う。

そして釣りのスタイルを変えた。

とにかく何でも釣れるものは釣る。エサ釣りもしてみよう。

それから坊主の釣行はほとんど無くなった。色んな釣りをしたからノウハウも増えた。

カワハギ、シロギス、シーバス、タチウオ、イナダ、タコ、イカ、ハゼ、ブラックバス、イワナ、ニジマス、ヤマメ、アマゴ、テナガエビ・・・など。釣れる魚種が大幅に広がってきた。

面白かったのはそれぞれの釣りがそれぞれの釣りに還元されていくこと。青イソメでの誘いの入れ方をルアーのアクションに入れてみよう、とか。

もし同じような体験をしている人がこの記事をみていたら、食わず嫌いを1度だけ無視してやってみてほしい。もっと元やってた釣りが上手くなるから。ホントに。

そして現在に至る。

釣りの「身近さ」を伝えたい

まだ釣りを趣味として始めて10年そこらのぺーぺーだけど、色んな釣り人を見てきた。釣りには色んなスタイルがあると思うし、そうあるべきだと思う。

・とにかく釣果にコミットしたい人
・自然の中でキャストさえできればいい人
・家族との貴重な時間
・孤独を感じるための時間
・高い釣具を使って幸せを感じる人
・安い釣具で大物を釣ることに喜びを感じる人

全部正解だと思う。

そして、釣りをしていない人と話してみて気づいたこともある。

それは「釣りを始めるのが難しい」と思っていること。

だけど実際は、知ってる人の知識さえ借りることができればすぐにでも釣り人になれる。半日あれば釣り具を買ってすぐに釣りができる。

こういった助けがあれば、ちょっとでも釣りをしたい人は増えるんじゃないかなとも思う。

別に釣り人の人口を増やしたいとか、そんな願いは持っていない。ただ釣りを通してみる幸せはちょっとだけ味わってほしいな、とは思う。別にハマらなくても良いから。

だからこのブログを始めてみた。インプレの記事書いてみたり、釣り場の紹介してみたり、初心者向けの記事書いてみたり。

少しでも他の釣り人の人生に影響を与えることができれば、これ以上嬉しいことは無い。

「お、ちょっと釣りやってみるかー」

とか

「このリール買ってよかった」

とか

「この釣り場に来てよかった」

とか。

ちょっとだけどこかの釣り人のプラスになれば。
ちょっとだけ週末の釣行を後押しできれば。

これ以上嬉しいことはない。

長々と書いてみたけど不思議と疲れてない笑


敬具

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