みなさんこんにちは、ぶんぶんです。
今回は何となく「釣りもちょっとやってみたいな~」と方に向けて釣りの魅力・ハードルとなるポイントをまとめてみました。最後までお付き合いいただけると。
釣りはギリギリの趣味
そこの「釣りを初めてみよう!」ってな方!
ようこそ。釣りはいい趣味ですよ。
・エサ釣りで手が汚れる(石鹸でもなかなかニオイが落ちない)
・釣り針が手に刺さったらなかなか抜けない(最悪救急車)
・苦労して釣った魚。しかし家に持って帰るころには夜の9時過ぎ。捌く気力はもはや無い。
控えめに言ってこんな感じの趣味です。
・・・女性の釣り人が増えないのも納得だわ。
でもでも、まだページ閉じないでね。
そう、「苦労を補って余りある魅力」があるのも事実です。
・6時間粘っても魚の気配さえない。そんな中嘘のように釣れるデッカイ魚。
・いつもはあまり会話しない親父。しかし釣りの前の社内では会話弾む、ろくでもない最高の会話。
・自然の不条理の中、それでもその時を信じて待つ至極の時間
ありきたりに言って、釣りには上記のような魅力があると思います。他にももちろん。
釣りは命を奪う趣味
当然、美味しい魚は殺します。殺して食べます。
いわば釣り≒狩りです。
日本では猟銃を使うのに免許が必要ですが、同じように釣りをするのに資格が必要な国もあります。
ここで自分の経験談を1つ。
僕はメバルを釣るのが好きです。
かわいいでしょ。マジで人間だったら即ナンパです。
で、この子は最大約40cmの大きさになるんですが、
30cmを超えた個体は「尺メバル(尺=約30cmの意)」としてある種の称号みたいに言われます。
特にメバルは成長が遅く、30cmを超えるサイズはそうそうお目にかかりません。
僕はメバル釣りを初めて約半年でこの尺メバルに出会うことができました。
毎週毎週ポイントを探し、道に迷い、釣り場の情報を集めてやっとこさです。
そしてがくぜ
釣りあげた時の感覚は「嬉しい」ではありません。
怖い、もしくは「畏敬」に近い感情でした。
他の個体よりも一回りデカい顔。明らかに年季の入った魚体。
目を合わせると「お前が私を殺すのか?」と言われるような気すらしました。
本当に一生忘れられません。
要するに何が言いたいのか?
ここまで長い時間生きてきた命を奪うわけです。自分の欲のために。
この部分で「釣りは良い・悪い」という議論には意味がありませんよね。
しかし、「命を直接的に奪う趣味」であることは事実です。
これは釣りを始める上でぜひ頭に入れてほしいです。 勝手な僕の願いですが。
ここまで読んで釣りにどんな印象を持ちましたか?
上記で脅すようなことを書いてしまいましたが・・・。僕はそれでも釣りが楽しいから・好きだから、この記事を書いています。
ぜひ半年で良いです。釣りを続けてみてください。
1人では嫌な方は友達を誘って。
最後に、中国のことわざにはこういうものがあります。
「一時間、幸せになりたかったら酒を飲みなさい。」
「三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい。」
「八日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい。」
「永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。」
この言葉は人生の本質だと思って今も釣りをしています。
ではでは。