みなさんこんにちは、ぶんぶんです。
今回は初心者の方向けに釣りの基本中の基本、「キャスト」のやり方について説明します!
「キャスト」とは?
キャストとはルアーや仕掛けを投げること。キャスティング(casting)とも言う。
これができないとほとんどの釣りができません。特にルアーフィッシングにおいては、狙った場所(ポイント)にルアーが投げられないと釣りがほぼ成立しません。
とは言え、ピンポイントに仕掛けやルアーを投げることがなるには練習や基本を知るこも大事。誰でも最初はヘタクソなので、失敗しても大丈夫!
初心者の方にもわかりやすいようにまず覚えて欲しいキャストの種類・基本のやり方・コツを解説します。
キャストの種類
ルアー・仕掛けの投げ方には色んな種類があります。いきなり全部を覚える必要はありません。初心者はまずこの中から1つだけ覚えれば大丈夫。
- オーバーヘッドキャスト
- サイドキャスト(バッグハンドキャスト)
- ピッチング
- フリッピング
- ※ペンデュラムキャスト
※重めのルアー・仕掛けを投げる時の特殊な投げ方です
初心者はオーバーヘッドキャストのみできるようになればOk。ルアー・エサ釣り問わず、まずはこの投げ方を覚えると釣りに行くことができますよ(^^♪
キャストの基本・注意点
投げるルアーや仕掛けは釣り針が付いてます。他の人などに当たって針が刺さると笑いごとでは済みません。必ず事故が起きないように注意して投げるようにしましょう。せっかく楽しい釣りが台無しになっちゃいます(;^_^A
簡単な手順は↓のとおり。
釣具(タックル)を準備
まずは釣り具をセッティングします。
立ち位置を決める
なるべく足場が安定した場所を見つける。堤防や漁港ならば危険は少ないが、磯や消波ブロックの上では足場が極端に悪い場所もあるので注意。海藻の上などは特に滑りやすい。しっかりと足で踏ん張ることができる場所を見つけよう。
周囲を確認する
初心者がやりがちなのが、後方の確認不足。ルアーや仕掛けを振りかぶる前に必ず自分の後ろに人がいないか確認しましょう。
投げる
周囲の確認が取れたらルアー・仕掛けをキャスト。
釣りが初めての方はついつい前方に気を取られてしまい、後方を確認せずに投げてしまいます。一生懸命に投げようとする気持ちはわかりますが、必ず人がいない場所で釣りをしていても後ろを確認するクセを付けましょう。事故が起きてからでは遅いですよ。
オーバーヘッドキャストのやり方
キャストには色んな種類があります。まずはオーバーヘッドキャストができるとだいたいの釣りはできるようになりますよ。
オーバーヘッドキャストとは?
キャストの基本中の基本。その名の通りオーバーヘッド(頭の上)で竿を振りかぶって投げる方法。
釣り糸を人差し指に軽くかける
思いっきり釣り糸(ライン)を抑えなくてOK。ラインを指先に「ちょっとだけ」かけたほうが釣り糸にかかる抵抗が少なくなり飛距離も伸びます。
リールのベールを返す
ベールを返すと釣り糸が出ていく状態になります。ただ、人差し指に釣り糸がかかっているので、糸は出ていかないです。
ルアー・仕掛けを後ろに振りかぶる
後ろに振りかぶってルアー・仕掛けの重みを竿(ロッド)に乗せます。重要なのは振りかぶる際にしっかりとルアー・仕掛けの重みを感じること。ロッドがしっかりと曲がることでルアー・仕掛けに力を伝えることができ、飛距離が伸びるようになります。
キャスト(投げる)
しっかりとルアー・仕掛けの重みを感じながらロッドを前方へと振り抜きます。前方斜め45度くらいの位置までロッドが来たら、人差し指を抑えていたラインから離します。すると前方にルアー・仕掛けが飛んでいきます。
飛距離を伸ばす3つの「コツ」
①ロッドを振り切ったら必ず「止める」こと。まだルアー・仕掛けが飛んでいる状態で、ロッドを下に下げたりするとラインに不要な抵抗がかかってしまい、飛距離がガクンと落ちます。この「止め」を意識してみてください。
②力に任せて思いっきり振り切らない。力いっぱい振り抜くと飛距離が伸びるように思いますが、むしろ飛ばなくなります。不要な力は抜きリラックスして投げましょう。
③ロッドに仕事をさせる。ロッドが曲がる「反発力」を生かして投げるようにしてください。そのためにはしっかりとロッドにルアー・仕掛けの重みが乗り、ロッドを「しっかり曲げて」投げることが大事です。
まっすぐに飛ばない2つの要因
まっすぐにルアーや仕掛けが飛ばない理由は下の2点のどちらかです
・ロッドを前方にまっすぐと振り切っていない
・糸を指先から話すタイミングが早すぎる
まっすぐに、前方45度で指先からラインを離す、この2点を意識してみてください。
動画で確認して反復して練習するようにしてみるともっとキャストが上手くなりますよ(^^♪
サイドキャスト
サイドキャストはオーバーヘッドキャストの苦手な部分を補う投げ方です。オーバーヘッドキャストとペアで覚えるとあらゆる釣り・あらゆる場所に対応できるようになります。
サイドキャストとは?
その名の通りサイド(横)にロッドを振りかぶって投げる方法。オーバーヘッドキャストより飛距離は伸びにくいが、頭上に障害物がある際に多用される。低弾道でルアー・仕掛けが飛んでいくためピンポイントを狙うときにも便利。
ベールを返すところまではオーバーヘッドキャストと同様ですが、ロッドを振る向きが横になった投げ方です。
こちらも動画で見たほうがわかりやすいですね(^^♪
とりあえず初心者の方は難しいことを考えずにオーバーヘッドキャストを練習しましょう。オーバーヘッドキャストが通用しない場所に来たら、サイドキャストをやりこんでみてください。サイドキャストも練習するとそう時間もかけずにできるようになります。
まとめ
今回は初心者向けにキャストのご紹介をしました。
それぞれの方法でメリット・デメリットがありますが、初心者の方はまずオーバーヘッドキャストを習得してみてください。堤防など開けた場所ではオーバーヘッドキャストのみでも十分通用します。
渓流釣りや橋脚の下などオーバーヘッドキャストがしにくい場所で釣りをする場合に他のキャストを覚えていけば十分です。
まずは練習あるのみ!です。最初は全然失敗してOk。難しく考えずにまずは釣り場で投げてみると簡単にできちゃいますよ。
釣り場で一生懸命練習してみると、他の釣り人も助けてくれるかもしれません。