こんな釣りはいかが?
ワカサギ釣りのエサ「サシの代替品」を探す  パワーイソメ・グルテン・練りエサを比較してみた
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みなさんこんにちは、ぶんぶんです。

今回は、

ワカサギ釣りのエサ・「サシ」に替わるものはないだろうか…?

という話。

先日ワカサギ釣りに行く機会があったので、3種類のエサ「①パワーイソメ」「②タナゴグルテン」「③ヤマベチューブハエ」を試してみました。

ワカサギ釣りエサの王道「サシ」

ワカサギ釣りはエサ釣りが王道。そのエサのなかでも主流なのが「サシ」と呼ばれる虫エサです。

紅く色味を付けた「紅サシ」

紅サシは文字通り、紅く着色したサシのこと。一方、白サシはそのままのサシ。

ワカサギ釣りのボート店によって支給されるエサは微妙に異なるようですが、僕は紅サシエサしか使ったことがありません。サシ=「ウジ」のことで、俗にいう「ウジ虫」のことを指します。

女性とワカサギ釣りに行くと、

…はうぅ。…ひぃ!

のような奇声を促すことでお馴染みの虫エサ。

当たり前ですが、サシエサは普通にメッチャ釣れますが、「何とか代替え品のエサがあれば」…、と思い色々なエサで検証してみよう!と思い立ったワケです。

サシでワカサギは釣れる

ちなみに釣行日は12月中旬、外気温1℃ほどで、実釣はAM10~12時頃、ドーム船でのワカサギ釣りで検証してみました。

1. パワーイソメ

オススメ度:★★★

まずは海で投げ釣りの定番エサ「イソメ」の代替え品としてお馴染み「パワーイソメ」。

言わば匂い付きワーム(ゴム製)で、これをサシサイズにカットしてハリに付けてみます。

パワーイソメ(白)をカット

結論から言うと、アタりあり!

サシにはさすがに負けているのですが、ニオイがあるのが良いのかアタることはアタります。

問題は食い込みが異常に悪いこと。サシの場合、放っておいてもアタリは続くのですが、パワーイソメの場合は誘い続けないと食わないイメージです。感覚的にはルアー釣りに近い感じ(ワームなので本物のルアーなのですが…)。

活性も高めの高水温期(秋・春)であれば、さらに食いはいいのかも…?

サシエサには負けていますが、釣果実績もあった点では代替え品として使えそう。だだし、あくまで「サブウェポン」くらいの気持ちで用意しておいたほうが良いでしょう。

▶参考(別記事):ちょい投げ釣りでシロギスを狙ってみた

ちなみに他にもワーム系の代替え品はたくさんあるようです。ワカサギ専用のワームもあるようですので、虫エサが苦手な方は使ってみても良いかも?

こちらは同じくワームですが、ワカサギ釣り用に特化した「紅雪」。

専用の寄せエサ「寄せっこ」。エキスでワカサギを集魚する効果があるんだとか。

ワームはエサ持ちが良いので、ワカサギが高活性の際にはエサの付け替えの手間がグンと減るというメリットもあります♪

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2.タナゴグルテン

オススメ度:★

次に試したのはグルテンエサ「タナゴグルテン」。

水:粉=1:1で混ぜ込む

タナゴ釣りの経験がある方ならば、一度は目にしたことがあるであろう有名エサ。個人的に「にんにく」っぽい匂いを強烈に感じるエサで、コイ・フナ系のサカナには効果バツグンのイメージです。

結論から言うと、ワカサギ釣りには不向きです…(あたりまえ)w

まず、アタリは皆無でした…。おそらくですが、着底の前にエサが取れてるのかも…。もうちょっと粘性が高ければ望みもあるのカモ…?

3.ヤマベチューブハエ

オススメ度:★

そして3つ目がハエ(ウグイ・オイカワ系の魚の総称)用のエサ。川釣りではド定番のエサですね。

チューブからそのままハリに付けることができるので、手を汚さないで済むのが最大のメリット。

ハリ付けした様子(写真のハリは川釣り用のモノ)

色も鮮やかで、魚を集めてくれそう。

しかし結論、このエサもオススメはできません…。理由はグルテンエサとまったく同様、おそらく水底に仕掛けが到着する前にエサが取れている様子。アタリもなく仕掛けを巻き上げると、エサがハリから取れていました。

…うーん(゜-゜)

どうやらワカサギ釣りのエサとしては、「エサ持ちが良い」というのがかなり大きい条件となるようです。

結論:やっぱり最強エサは「サシ」だと思う

今回の検証では、色んなエサ(ワーム)を使ってワカサギ釣りをしてみました。

まだまだ他にも検証したいエサはありますが、サシがワカサギ釣り用のエサの主流であるのには、それなりの理由があることを感じました。

①エサ持ちの良さ
ある程度時間が経っても、サシの「皮」だけが残るため「エサ」としての役割を果たし続けてくれる

②視覚的なアピール
ワカサギ釣りに限った話ではありませんが、紅色に着色したサシは視覚的にアピールをしてくれる

特に強く感じたのは①の点。とにかくサシの皮だけでも釣れることは釣れる。もちろん、新鮮なサシのほうがアタリは頻繁にあります。しかし皮だけでも異常にハリに残ってくれるので、アピール力の持続という面で見るとサシエサはめちゃくちゃ合理的なエサに感じます。

水深10m以上に仕掛けを沈めるワカサギ釣りでは、エサがどれだけ釣り針に残ってくれるか?という点が非常に大きいように思います。

皮だけでもハリに残ってくれると「釣れる可能性」は持続する

やはり使われ続けるのには、それなりの理由があるということですね…。

とはいえ、他のワカサギ用ワームの進歩もあるようですので、虫エサがどうしても…という方は使ってみるのもアリでしょう。どうしてもワームに反応が悪い場合は、やはりサシエサが効果てきめんかと思います…!

ケースバイケースでエサを使い分けて、ワカサギ釣りを楽しんでみてくださいね。

ではでは♪

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